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2017年05月12日介護コラム
摂食嚥下障害ってなんで起こる?

食事は人生の楽しみの一つです。いくつになってもおいしいご飯を食べられることはとても幸せなことです。

ですが、身体の機能は歳を重ねたり病気をしたりすると低下してしまいます。それは「ご飯を食べる」という、生きていくために欠かすことのできない機能であっても例外ではありません。食事がうまくできない状態を「摂食嚥下障害」と言います。ではなぜ障害が生じてしまうのかを解説していきます。

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○筋力の低下

実は食べ物を食べることにも、筋肉の力が欠かせません。食べ物を噛むのは咬筋や側頭筋といった顎関節周辺の筋肉の力です。噛み砕いた食べ物を飲み込む時には、甲状舌骨筋が咽頭蓋を閉じることで気管に食べ物が入らないようにしています。

この他にもたくさんの筋肉が複合して働き、食べ物を食べています。加齢や病気などによって筋力低下が生じると、うまく食べられずに口の中に溜め込んでしまったり、飲み込む時にむせてしまう原因になります。

 

○神経の機能低下

ヒトの身体には、とっさに反応して危険を回避する「反射」という機能が備わっています。いわゆる「反射神経」と呼ばれるものです。

食べ物を飲み込んだ時にむせてしまうことがありますよね。これも、しようと思ってしているのではなく、気管に間違って食べ物が入り込むことを防ぐ大切な反射の一つなのです。この働きも加齢や病気によって低下してしまうことがあります。むせることができないと、肺の中に唾液や食べ物が入り込む「誤嚥」を起こしてしまうこともあります。

 

○その他の原因

その他の原因としては、認知症による「食べる」という動作自体の認識が低下していることも考えられます。また歯周病や義歯の不具合、口腔内の不衛生も食事が上手く食べられない原因となります。

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○まとめ

最近飲み込みづらい、よくむせてしまうなど、心配なことがありましたら、一度病院を受診することをおすすめします。VF検査といって、レントゲン撮影によって飲み込みの状態を調べることができます。

機能低下がある場合には、安全に食事が食べられるように、食べ物を刻んだり、柔らかくする、飲み物にとろみをつけるなど、環境を整える必要があります。言語聴覚士という口腔機能のリハビリの専門家がお手伝いをしてくれます。

 

食事には「栄養補給」という大切な役割もあります。栄養状態が悪いと体力も弱ってしまします。食べられないことで寝たきりになってしまうかもしれません。

栄養が不足していると病気への抵抗力も弱ってしまいます。知らず知らずのうちに誤嚥から肺炎を起こしてしまうと、命取りにもなりかねません。おいしく食事を食べ続けられるように、十分に気をつけていきたいものですね。

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かわさき歯科医院
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河崎 真也
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